3月に読んだ本

夏から続いた面倒なことがようやく落ち着いてきた。でもあんまり時間はないので、朝に風呂で少しずつ村上春樹の、走ることについて語るときに僕の語ること、を読んだ。

第8章 2006年8月26日 神奈川県の海岸にある町で

死ぬまで18歳

我々が人生のあるポイントで、必要に迫られて明快な結論のようなものを求めるとき、我々の家のドアをとんとんとノックするのはおおかたの場合、悪い知らせを手にした配達人である。「いつも」とまでは言わないけれど、経験的に言って、それが薄暗い報告である場合の方が、そうでない場合よりもはるかに多い。配達人は帽子にちょっと手をやり、なんだか申しわけなさそうな課をしているが、彼が手渡してくれる報告の内容が、それで少しでも改善されることはない。しかしそれは配達人のせいではないのだ。配達人を責めるわけにはいかない。彼の襟首をつかんで揺さぶるわけにはいかない。気の毒な配達人は、ただ上から与えれれた仕事を律儀にこなしているだけなのだ。彼にその仕事を与えているのは、そう、おなじみのリアリティーである。
 そんなわけで我々には、プランBというものが必要になってくる。

読むと面白くて、4年も放っておいたのを後悔した。久しぶりに走りたくなった。


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    Excerpt: なかなかダイヤが安定しないので、用心して早めに出たら、勤め先にだいぶ早く着いてしまった。たまには雑誌でも読んでみようと思って、コンビニのラックを覗いたら、ナンバーのランニング特集に村上春樹のインタビュ.. Weblog: etc racked: 2011-03-26 16:50