一勝九敗/柳井正

柳井さんといえば、海馬/脳は疲れないに出てきて、ずっと気になっていた。レイ・クロックの付録に、ご自身のこれまでを連戦連敗といってもいいと書いていたのをみて、たしか一勝九敗って本が出てたな、と思い出した。

成績を上げようとも思わず、将来何になりたいという思いもなかった。幼児期には、おもちゃが好きだったのでおもちゃ屋になれれば、と漠然と思っていた程度で、中学・高校ではなりたいものは特に無かった。

おもちゃ屋の夢からVANショップへ

Ⅰ 家業からの脱皮

社長に復帰した前後に何度かテレビで見た。腹の据わった人というのが印象的だった。でも昔はごく普通だったのですな。

 一直線に成功ということはほとんどありえないと思う。成功の陰には必ず失敗がある。当社のある程度の成功も、一直線に、それも短期間に成功したように思っている人が多いのだが、実態はたぶん一勝九敗程度である。十回やれば九回失敗している。この失敗にふたをするのではなく、財産ととらえて次に生かすのである。致命的な失敗はしていない。つぶれなかったから今があるのだ。

商売の基本は「スピード」と「実行」

Ⅴ 失敗から育てる次の芽

タイトルと読んでなるほど、と思うところが一致している。当たり前かも知れないが、あまり多くない気がする。

成功するには環境の変化に対応して、小さなリスクを取りながら、挑戦し続けることが大切なんですな。

第十八条 明確な目標、目的、コンセプトを全社、チーム、個人が持つ経営

 明確な目標、目的、コンセプトを持っているか持っていないかで、「十年たったら百倍」の違いが出る。人生も会社も、あらゆる物は有限。寿命がある。終わりがあるとすれば、最終的にどういったことをするのか、明確な目標(=こういうふうになりたい)とか目的(=こういう事のためにこうしたい)とかコンセプト(=一言で言うと「全体」という概念)を持たなくてはいけない。多くの人はボヤッとしか考えていないと思う。ボヤッと思っていてはダメだ。明確に「目標、目的、コンセプト」を全社、チームひいては個人で持つと、持たなかった場合と比較して百倍ぐらい違ってくるはずだ。

経営理念の解説

コンセプトって、全体ということだったのか・・・スッキリした。


一勝九敗
新潮社
柳井 正

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